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最終更新日: 2008年9月10日

平成20年8月臨時会会議録

平成20年8月長野県後期高齢者医療広域連合議会臨時会会議録

平成20年8月6日(水曜日)

平成20年8月6日(水) サンパルテ山王3階千曲の間
午後2時08分 開会、開議
午後2時56分 閉議、閉会

出席議員(14名)

1番 母袋創一
3番 小口利幸
4番 清水 澄
5番 長岡 始
6番 中村 靖
7番 岡田荘史
8番 大久保真一
9番 金井忠一
10番 三村睦雄
11番 中牧盛登
13番 上嶋貞一
14番 唐澤啓六
15番 久保田三代
16番 野村 弘

欠席議員(2名)

2番 三木正夫
12番 土屋 實

欠員(なし)

 

説明のために出席した者

広域連合長 鷲澤正一
副広域連合長 藤原忠彦
副広域連合長 小坂樫男
事務局長 郡司一巳
給付課長 渡辺昌司
総務係長 城下真司
企画財務係長 小口英一
資格管理係長 東城 洋
保険料係長 藤澤哲彦
給付係長 田中 真
システム係長 上角久仁夫

職務のため議場に出席した事務局職員

議会事務局長 田中幸廣
議会事務局書記 千野悟朗
議会事務局書記 竹中康成

議事日程

  • 会期の決定
  • 議席の指定
  • 会議録署名議員の指名
  • 諸般の報告
  • 議案第7号 平成20年度長野県後期高齢者医療広域連合後期高齢者医療特別会計補正予算
     理事者説明
     質疑、討論、採決
  • 議案第8号 長野県後期高齢者医療広域連合後期高齢者医療に関する条例の一部を改正する条例
     理事者説明
     質疑、討論、採決
  • 承認第1号 平成19年度長野県後期高齢者医療広域連合一般会計補正予算
    承認第2号 長野県後期高齢者医療広域連合後期高齢者医療制度円滑導入基金条例
     以上2件一括上程
     理事者説明
     質疑、討論、採決

会議に付した事件

議事日程記載事件のとおり

午後2時08分 開会

議長(野村 弘君)

全員おそろいですので、ただいまのところ、出席議員数は14名です。よって、会議の定足数に達しておりますので、これより平成20年8月長野県後期高齢者医療広域連合議会臨時会を開会いたします。
本日の会議を開きます。

会期の決定

議長(野村 弘君)

初めに、会期の決定を議題といたします。
本臨時会の会期につきましては、本日1日としたいと思いますが、これに御異議ございませんか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

議長(野村 弘君)

異議なしと認めます。よって、会期は本日1日と決定いたしました。
なお、会期中の会議予定につきましては、お手元に配布の議事日程のとおりでございますので、よろしくお願いをいたします。

議席の指定

議長(野村 弘君)

次に、過般執行されました広域連合議会議員補欠選挙により当選された議員の議席は、議会会議規則第4条第1項の規定により、議長において指定したいと思います。
議席2番に三木正夫議員、議席4番に清水澄議員、議席6番に中村靖議員、議席7番に岡田荘史議員、議席10番に三村睦雄議員、議席11番に中牧盛登議員、以上のとおり指定いたします。

会議録署名議員の指名

議長(野村 弘君)

次に、会議録署名議員を指名申し上げます。
4番清水澄議員、11番中牧盛登議員の2名を指名いたします。

諸般の報告 要望書 現金出納検査結果 議員の辞職

議長(野村 弘君)

この際、諸般の報告をいたします。
初めに、本議会あてに要望書の提出がありましたので、その写しを配布してあります。
次に、監査委員において例月の現金出納検査が実施され、その結果について、議長あてに平成20年1月分から6月分までの報告書が提出されておりますので、その写しを配布しております。
続いて、閉会中平成20年3月31日付けで長谷川正昭議員、中沢政好議員から議長あてに辞表が提出され、辞職を許可いたしましたので、会議規則の規定に基づき報告いたします。
以上で諸般の報告を終わります。
ここで臨時会の招集に当たり、鷲澤広域連合長からあいさつをお願いいたします。

広域連合長あいさつ

広域連合長(鷲澤正一君)

本日、臨時会を招集申し上げましたところ、議員の皆様には大変多忙の折にもかかわらず、御出席をいただきまして、誠にありがとうございます。
また、先に行われました補欠議員選挙の結果、当選された皆様にはお喜びを申し上げますとともに、よろしくお願いをいたします。
開会に当たりまして、一言、ごあいさつ申し上げます。
後期高齢者医療制度の開始に当たりましては、4月当初マスコミで報道されましたように、幾つかの市町村で保険証が届かないとか、保険料の算定ミスなどが発生をし、課題を抱えてのスタートとなりました。これらの事務的なミスと、後期高齢者という言葉への不満や、年金から保険料が天引きされることへの不満などが絡み合いまして、非常にたくさんの皆様から問い合わせをいただき、4月中旬には広域連合の電話回線が満杯状態になりました。同じく市町村の担当窓口にも問い合わせや相談が殺到いたしましたが、保険証につきましては、再発送や再発行によって、また保険料の問い合わせ等につきましては、電話の増設などによって、それぞれの市町村で対応していただき、4月下旬以降は収束し、落ちついております。
制度改正時には多少の混乱は致し方ないとは思っておりましたが、このたびは連日マスコミで取り上げられましたように、全国的に混乱が発生をいたしました。これは厚生労働省の制度運用基準の決定が遅れたことに大きく起因し、現場での準備期間が不足したことや、高齢者の皆様へ十分なPRができなかったことが原因であると思います。
先の通常国会におきましては、野党から後期高齢者医療制度に批判の矢が放たれ、参議院では首相問責決議にまで至りましたが、制度の目的や意義などの本質的な議論が尽くされなかったことは、残念なことであります。
この間、全国町村会では6月4日、制度の根幹は維持した上で、運用面での改善を行う際には、現場の混乱を招かないような広報活動等を実施することや、財政負担を地方に転嫁しないことを、また全国市長会では6月7日、制度本来の趣旨が多くの国民に理解得られるよう周知徹底を図ることや、保険料軽減対策は国において全額負担することなどを国に要請しております。
政府・与党では、制度の施行状況や国会での議論を踏まえ、高齢者の状況に配慮した見直しを行いまして、後期高齢者医療制度の円滑な運営を図るため、低所得者の保険料の更なる軽減等を実施することを決定しました。去る6月26日、厚生労働省におきまして、保険料の軽減等の特別対策について説明会が開かれたところであります。
本広域連合におきまして、国の決定したこの特別対策を行いますと、約11万4,000人の被保険者の保険料が安くなります。そして国民健康保険料と後期高齢者医療の保険料を比較して、後期高齢者医療の保険料の方が安くなる世帯の割合は、特別対策前に74%ですが、特別対策後には78%になり、安くなる世帯の割合が4ポイント上がると推計されます。
この特別対策は、本広域連合の被保険者にとりましても、負担軽減の効果があり、制度の円滑な運営につながるとの判断から、条例の改正及び予算の補正を行うべく、臨時会を招集申し上げたところでございます。
今後の方針ですが、高齢者の皆様の医療費を国民全体で分かち合っていく後期高齢者医療制度の仕組みは、高齢者の皆様の医療を守っていくためにも必要不可欠なものでありますので、本制度の趣旨や必要性についての御理解を得られるよう、引き続き誠心誠意努力を重ねていく必要があると考えております。
また、制度開始時に事務的なミスが発生したことや、PRが不足したことを反省した上で、市町村としっかり連携して、事務的なミスが再発しないよう努めてまいります。
本日、提出いたしました案件は、平成20年度特別会計補正予算ほか3件であります。詳細につきましては、別途御説明申し上げますので、何とぞ慎重に御審議の上、議決を賜るようお願い申し上げます。
以上、開会に当たりましてごあいさつとさせていただきます。
以上です。ありがとうございました。

議案第7号、上程、理事者説明、質疑、討論、採決

議長(野村 弘君)

日程に従い、議事に入ります。
議案第7号 平成20年度長野県後期高齢者医療広域連合後期高齢者医療特別会計補正予算を議題といたします。
理事者の説明を求めます。
郡司事務局長。

事務局長(郡司一巳君)

それでは、議案第7号 平成20年度長野県後期高齢者医療広域連合後期高齢者医療特別会計補正予算について御説明申し上げます。
まず、補正予算の1ページをご覧ください。
第1条、歳入歳出それぞれ5,000万円を追加し、歳入歳出予算の総額を2,028億3,509万7,000円とするものでございます。
2ページの第1表 歳入歳出予算補正をお開きください。
歳入は、1款市町村支出金を7億5,743万6,000円減額し、2款国庫支出金を8億743万6,000円増額するものでございます。
歳出は、1款総務費を5,000万円増額するものでございます。
続きまして、歳入予算の明細を御説明いたします。黄色い中表紙の補正予算説明書の4ページ、5ページをお開きください。
歳入1款1項市町村負担金の1目保険料等負担金7億5,743万6,000円の減額は、特別対策の実施に伴い保険料の一部が軽減される分、市町村が徴収し広域連合へ納付する保険料等負担金を減額するものでございます。
2款2項国庫補助金の1目調整交付金8億743万6,000円の増額は、特別対策実施に係る経費につきまして、国から特別調整交付金により全額補助を受けるものでございまして、保険料の軽減分7億5,743万6,000円と、広報経費5,000万円を合計した額でございます。
6ページ、7ページをお開きください。歳出1款1項総務管理費の1目一般管理費5,000万円の増額は、特別対策実施に係る広報経費でございまして、7ページの説明欄にもございますように、チラシや封筒の印刷費として492万2,000円、全被保険者へのダイレクトメールの郵送料として1,637万7,000円、ダイレクトメールのあて名作成、封入封緘の業務委託料として775万1,000円及び市町村が実施する広報の経費に対する交付金として2,095万円を計上しております。
2款1項療養諸費の1目療養給付費は、特別対策の実施に伴う財源補正でございまして、歳出額には増減はございません。療養給付費の財源であります保険料を減額し、国庫支出金を増額するものでございます。
8ページ、9ページをお開きください。市町村の負担金一覧表でございまして、特別対策実施に伴い保険料が軽減される額は、8ページの長野市から9ページの栄村までご覧のとおりでございまして、合計7億5,743万6,000円となります。
以上、補正予算の議案の説明を申し上げました。よろしく御審議の上、御決定くださいますようお願い申し上げます。

議長(野村 弘君)

以上で説明を終わります。
これより、議案第7号 平成20年度長野県後期高齢者医療広域連合後期高齢者医療特別会計補正予算の質疑、討論、採決を行います。
質疑の回数は、同一議員につき、同一議題について、3回を超えないようにお願いをいたします。
なお、発言に当たっては、議席番号及び氏名をお願いいたします。
これより質疑に入ります。
9番金井議員。

9番(金井忠一君)

9番、金井でございます。2点ほどお伺いをします。
今回のこの補正は、国の特別対策によるものが中心でありますが、この間、高齢者に幾つものですね、通知書だとか、チラシだとか、いろんなものが届けられて、何が何だかよくわからないというようなことをですね、高齢者の皆さんから聞くわけであります。また、国の政府・与党の対策も、次から次へと見直しがされてきてですね、何がどうなっているか、よく、私どももよくわからないと、議員としても。いうような状況があるわけです。また、私ども上田市も国保年金課行けばですね、本当にパニクっていると。先ほどありました4月の15日ぐらいのところ、6月の15日、今度また8月の15日ですが、そのくらいのところは特にですね、そういうふうな状況があるわけでありますが、私はこういうものは大きな見直しがされていくわけでありますから、長野県の中のその高齢者の生の声も直接ですね、広域連合として聞いていくということが必要だと思うんです。そのためには県の老人会とか、社協だとか、また四つのブロックでもいいですが、住民の声を聞くための公聴会など、こういうようなことを計画していく必要があるというふうに思うわけでありますが、この点についてのお考えをお聞きしたいと思います。
二つ目の問題は、議員に対するですね、資料提供と情報公開についてであります。先ほど政府・与党の見直し案それぞれ出ましたけれども、2か月たって、ようやく今日臨時議会でこういう形で分かるわけでありましてですね、私ども議員に対する資料提供というのは、昨年の6月議員になって以来ですね、ほとんど広域連合からないです。ですから、直接ダイレクトメールを含めて、こういうチラシがいっぱいですね、後期高齢者のところへ行くわけですが、私どもの議員のところは、こういうものは来ないですから、何が実際に行ってるのかということがわからないんです、聞かれても。何を言っているだって言われているんですよ。だもんだから、議員でいて、そんなこと知らないだかというふうな形でもって言われるわけでありまして、やはり議員に対してですね、きちんとした情報提供というものを、その都度きちんとするということを、ぜひですね、お願いしたいわけですが、この点についてもお伺いしたいと思います。
以上です。

議長(野村 弘君)

郡司事務局長。

事務局長(郡司一巳君)

御質問の件にお答えいたします。
まず、被保険者等の声を聞くべきだという御指摘でございますけれども、この点に関しましては、御質問の中にも出てまいりました老人クラブ等ということでございますが、当広域連合におきましても、運営協議会というものを設けてございます。そこに今お話の出ました老人クラブの代表の方も御参加をいただいております。そういった方々からその会議の中でお話を伺うということをしてございます。
それから、広報の関係につきまして、直接住民の方々にもお招きをいただきまして、直接お話をさせていただく機会等もございます。そういった場面でも、お話をお聞きしているということでございます。決してお話を聞いていないということでないというふうに理解してございます。いずれにしても、今後いろいろな機会をとらえて、多くの皆様の御意見等をお聞きしてまいりたいというふうに考えてございます。
それから、議員さんへの資料の提供ということでございますけれども、ここのところ矢継ぎ早に、いろいろと制度が変わっている中で、被保険者の方に正確に情報をお伝えするということで、何回か御案内を差し上げました。そういう中で、議員さんの方に資料をお送りすることが漏れたということは、反省すべき点というふうに考えてございますので、今後、情報提供には十分努めてまいりたいというふうに考えております。
以上です。

議長(野村 弘君)

ほかに質疑ございませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

議長(野村 弘君)

以上で質疑を終結します。
討論に入ります。
9番金井議員。

9番(金井忠一君)

9番、金井でございます。議案第7号について、賛成の立場で討論をいたします。
本補正予算は、政府・与党の見直し案についての特別対策として、均等割の7割軽減世帯について、軽減率を一律に8.5割とする、また所得割を負担する者のうち所得が低い者について、所得割を5割軽減する、という保険料の軽減対策であります。低所得者や低所得者世帯の保険料の軽減割合が拡大する点で、賛成できるものであります。
一方、被保険者の年金額が少ないにもかかわらず、軽減されない人が出てきたり、保険料負担の格差が現行の数倍以上にも更に大きくなったり、収入が低い世帯の方が保険料負担が重くなる逆転現象も起きるなどの矛盾も起きている面があります。なぜこんなことが起きるのでしょうか。それはそもそも後期高齢者医療制度が個人で加入する保険であるのに、軽減の基準となる年間所得額が被保険者と世帯主の合算で算定されるためであります。以上のことからして、今回の軽減策は、私に言わせると不十分であります。高齢者や高齢者世帯が公平に軽減されるためにも、広域連合独自の軽減策や、更なる見直しを国に求める必要があろうかと思います。
なお、法律が発足して2、3か月の間に、国民健康保険料の滞納がない場合などの要件を満たせば、年金からの保険料の天引きは中止をするとか、口座振替での納付が可能となることや、7月から終末期相談支援料の凍結など、次から次へと政府・与党の見直しがされてくることは、後期高齢者医療制度について、十分な理解をまだしていない高齢者に対し、必要以上の混乱を与え、各自治体には多くの負担を負わせ、仕事量も増えております。その上、今後保険料徴収の間違いにつながっていくような心配さえあるわけであります。6月の12日に政府・与党で決定された特別対策は、私に言わせると全くその場しのぎであり、まさに選挙目当てと言ってもいいような対策じゃないかとさえ勘繰られる面があります。後期高齢者医療制度の破綻を示しているのではないかと言わざるを得ません。

○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○
討論といたします。
以上です。

議長(野村 弘君)

今の討論は、賛成討論としての討論ですか。

9番(金井忠一君)

はい。

議長(野村 弘君)

みなさん、えー。はい、7番岡田議員。

7番(岡田荘史君)

私からも、賛成の立場で討論をいたします。私は、議案第7号 平成20年度特別会計補正予算の賛成の立場から討論をいたします。
新しい医療制度のスタートのときに、保険証が届いてないとか、間違って天引きをしてしまったとか、事務処理の不手際が全国各地で起こりましたが、それに輪をかけるように、各テレビ局では後期高齢者というネーミングが悪いとか、その他もろもろ後期高齢者医療制度を批判する報道が行われました。私も、はらはらしながら心配してテレビを見ておりましたが、我が議会としても大変論議を呼んだところであります。が、しかし、鷲沢連合長の提案説明にもありましたように、また政府・与党の特別対策の前文のところに書かれていますように、少子化が急速に進んでいる我が国において、高齢者の医療を守り、国民皆保険の制度を将来にわたって維持していくためには、国民全体で医療費を負担し合っていくことが必要であります。
かつて老人医療費が無料の時代もありましたが、その当時の人口構造とは状況が大変大きく変わっております。かつて経験したことのない早さで高齢化・少子化が進んで、人口減少社会を迎えようとしていますが、このような時代の転換にあって、後期高齢者医療制度が創設されたことは、今時の社会環境の必要性からよく理解ができます。
我が国の国民皆保険制度は、保険証を持っていれば、だれでもすべての人が医療サービスを受けることができる、世界に誇れる制度であります。この皆保険制度を維持可能なものにするために、持続可能なものにするためには、後期高齢者医療制度が設けられましたが、そのスタートに当たって高齢者の皆さんの負担増加の激変緩和をしたり、年金天引きだけではなく、口座振替も可能にしたりして、制度を一部手直ししながら、みんなで負担を分かち合っていくことは大変重要なことであります。
4月以来、どちらかというと批判的なマスコミ報道に取り上げられてきましたが、それによって高齢者のみならず、若者にまでこの後期高齢者医療制度のことが浸透したことは、結果的にかえって良かったのかという思いもします。特別対策で制度の運用を円滑にすることとともに、制度の検討を更に加えながら、更に理解が進み、安定的に運用されることを期待し、賛成の討論とさせていただきます。

議長(野村 弘君)

先ほどの、9番金井議員の賛成討論の最後に、この後期高齢者医療につきまして、廃止を求める意見が入っていたと思います。議決案件には要望等はございませんので、そこを削除していただいて、賛成をお願いしたいと思いますが、よろしいですか。

9番(金井忠一君)

はい。

議長(野村 弘君)

それでは、ほかに討論ございませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

議長(野村 弘君)

討論なしと認めます。以上で討論を終結し、採決に入ります。
採決を行います。議案第7号 平成20年度長野県後期高齢者医療広域連合後期高齢者医療特別会計補正予算を、原案のとおり決定することに賛成の議員の挙手を求めます。

〔全員挙手〕

議長(野村 弘君)

全員賛成と認めます。よって、本案は原案のとおり可決されました。

議案第8号、上程、理事者説明、質疑、討論、採決

議長(野村 弘君)

次に、議案第8号 長野県後期高齢者医療広域連合後期高齢者医療に関する条例の一部を改正する条例を議題といたします。
理事者の説明を求めます。
郡司事務局長。

事務局長(郡司一巳君)

議案第8号 長野県後期高齢者医療広域連合後期高齢者医療に関する条例の一部を改正する条例について御説明申し上げます。
これは後期高齢者医療制度の円滑な運営を図るため、平成20年度の保険料軽減に必要な事項を定めることに伴い改正するものでありまして、その主な内容といたしましては、まず附則第11条におきまして、所得割を負担する被保険者のうち保険料の算定に用いる基礎控除後の総所得金額等が58万円以下の被保険者について、所得割額を5割軽減するものと定め、附則第12条におきまして、均等割額の7割軽減世帯に属する被保険者について、均等割額を8.5割軽減とするものと定めるものでございます。
施行期日及び適用期日は、公布の日から施行し、平成20年4月1日から適用するものでございます。
以上、条例の議案の説明を申し上げました。よろしく御審議の上、御決定くださいますようお願い申し上げます。

議長(野村 弘君)

以上で説明を終わります。
議案第8号 長野県後期高齢者医療広域連合後期高齢者医療に関する条例の一部を改正する条例の質疑、討論、採決を行います。
これより質疑に入ります。
14番唐澤議員。

14番(唐澤啓六君)

14番、唐澤でございます。本条例の改正につきましては、保険料の軽減割合の拡大について、二つの条例改正をするものでございますが、まず11条関係について行います。11条は所得割にかかわる保険料の額の軽減ということでございますが、本来、保険料負担はいわゆる能力に応じた負担という観点からすれば、軽減する場合の本来のあり方は応益部分、すなわち均等割の軽減に重きをなすべきということをおっしゃられる方も多いわけでございますが、このことについて、どのように見解を持っているのか、御説明をいただきたいと思います。今回の改定についてでございます。
それから、12条でございますが、ちょっと具体的なことをお伺いするわけですが、まず、先ほど補正予算の中でも指摘がございましたが、今回ですね、見直しの方向で、それぞれの被保険者の皆さんに広域連合が直接送付をしたチラシというかございます。私ども議員にはですね、送られておりませんので、私もコピーのものしか持っておりませんが、その中で、まずちょっと確認なんですが、①の保険料の軽減割合の拡大についての中で、7割軽減を8.5割軽減する場合ですね、条例でいくと被保険者均等割額に6分の1を乗じた額、その時点で100円未満の端数があるときは、これを切り捨てた額に3を乗じた額ですから、簡単に言えば半分になる、2分の1ということなんですが、しかしながら、括弧内にあるようにですね、3を乗じる前に100円未満の端数を切り捨てて計算するということになりますと、今回ですね、広域連合が被保険者の皆さんに送付した均等割額5,300円とあるのは、5,100円が正しいのではないかというふうに思いますが、その点について御説明をいただきたいと思います。
それから、更に先ほど保険料担当にはですね、私の資料というか、数字的なものも渡してございますが、今回の改定によりまして、いわゆる同じ年収、同じ年収の高齢者夫婦、75歳以上の夫婦世帯、例えば300万の場合、夫240万、妻60万というケース、それから2人とも150万というケースでも、世帯収入は300万で同額でございます。しかし、この場合ですね、現行方式では夫の年収が240万、妻60万の場合は年間保険料が12万8,200円ですが、夫、妻とも150万の場合は軽減が働きますので2万1,400円という形で、この差はちょうど6倍になると思われます。しかしながら、今回の見直しによりまして、夫が240万と妻60万の世帯は対象外であります、見直しの。改定後はですね、夫、妻とも150万の場合は、これは7割軽減が8.5割軽減ということになって、先ほどの私の計算では5,100円のはずですので、お2人で1万200円です。そうすると夫240万、妻60万の世帯に比べてですね、6倍が12.6倍に拡大するという事例が生じるわけでございます。そのことについてですね、御説明をまずいただきたいと思います。

議長(野村 弘君)

郡司事務局長。

事務局長(郡司一巳君)

3点、お尋ねをいただいたようです。
まず最初に、所得割額の軽減の関係でございます。いわゆる低所得者の方については、均等割の部分について、現行法上も7割、5割、2割という形で軽減をしているという状況でございますけれども、なぜ所得割かということでございますが、いずれにいたしましても、年金収入で211万円以下の、いわゆる所得の低い方の負担軽減措置ということでございまして、均等割部分は現行のまま実施し、なおかつ負担を軽減するという観点から、所得割を実施したということで御理解をいただきたいと思います。
次に、7割から8.5割に軽減した場合のチラシとの金額の差でございますが、議員さん御指摘のとおりでございまして、国が示しました7割から8.5割の軽減、そのまま2分の1というふうにしますと、5,300円になるわけでございますけれども、平成20年度当初の仮算定においての保険料計算の中で、100円未満切り捨てという形で実施しております。その仮算定のルールと合わせるために、今回6分の1したときの100円未満を切り捨てるということを、措置をとらさせていただいております。ということで、この条例案で計算をさせていただければ、御指摘のとおり5,100円ということでございます。
それから、3番目の具体的な事例につきましては、大変恐縮ではございますけれども、この場ですぐ御返事できない状況にございますので、調査をさせていただいて、御返事をさせていただければというふうに思っております。よろしくお願いいたします。

議長(野村 弘君)

唐澤議員。

14番(唐澤啓六君)

14番、唐澤でございます。11条関係につきましては、最大211万円の方で58万ということになりますから、これの6.53%の半分ということですから、1万8,000円ぐらいの減額ということですが、それらについてですね、当然均等割を軽減するという形での対応、この多分210万円前後の方につきましては、世帯の構成割合もありますが、多分2割軽減程度しか対象にならないのかね、そういう点で言えば、その軽減割合をもっと増やす方法もあろうかと思うんですけれども、その辺についても、今一度お伺いをしたいと思うわけであります。
それからですね、二つ目の均等割の8.5割軽減になった場合の保険料の金額につきまして、私が指摘したとおり5,300円が5,100円ということになるわけで、実際に被保険者の皆様方には、5,300円という形のチラシがもう手元に届いているわけですよね。行っているわけだよね。また実際に徴収される金額が違うと。もちろん安くなるわけですから、怒ることはないかもしれませんけれども、またまたそういう点での混乱も予想されるということで、やはり極めて丁寧なですね、この辺の説明を、やはり被保険者の皆さんにすべきであると考えますが、いかがでしょうか。

議長(野村 弘君)

郡司事務局長。

事務局長(郡司一巳君)

所得割の関係につきましては、先ほど申し上げましたとおり、均等割部分については、現行ルールを引き続き維持するという中で、先ほど申し上げました低所得の方の負担軽減ということで、所得割の部分について5割を軽減させていただくという考えでございますので、よろしくお願いをいたします。
それから、100円未満の切り捨ての関係でございます。今も御説明申し上げましたとおり、先にお送りさせていただいた御案内の中では、政府・与党決定の2分の1という条件の中で計算した数字ということでございますけれども、これも先ほど答弁させていただきましたとおり、仮算定のときのルールを維持しなければ、追加徴収というような事態も出るということで、今回こういう措置をとらさせていただくということでございます。これに関しましては、各被保険者の方々に改めて通知を申し上げる中で、できる限り説明してまいりたいというふうに考えておりますので、よろしくお願いいたします。

議長(野村 弘君)

ほかに質疑ございませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

議長(野村 弘君)

以上で質疑を終結し、討論に入ります。
本案に対し、反対者の討論を認めます。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

議長(野村 弘君)

次に、賛成者の討論を認めます。
14番唐澤議員。

14番(唐澤啓六君)

議案第8号について、賛成の立場から討論を行います。
今回の条例改正によりまして、基本的に被保険者の負担が軽減をされるという点では、一定の評価をするものでございまして、そういう立場から賛成をするものでございますが、そういう立場でもなお、11条関係につきましては、先ほどの質疑でも申し上げましたけれども、負担の軽減は基本的に均等割の軽減を主とすべきという立場で、所得割までですね、軽減に踏み込むということについてはですね、今後いろんな議論のいろんな場でですね、当然議論をされるべきものだというふうに認識をするものでございます。
なお、12条関係につきましては、先ほども申し上げたようにですね、今回もまた、料が安くなることについては否定するものではありませんけれども、同一世帯収入でも格差が拡大するというような問題もありまして、先ほど全員協議会においてですね、政府・与党が12日の検討事項の説明ございましたが、その中で、今後与党において更に検討すべき課題として、保険料軽減判定を個人判定で行うことについては云々ということで、これからの検討ということでございますが、この課題はやはりきちんと解決しないことがですね、今回、先ほど指摘したような格差の拡大を生む要因になっておるわけでございまして、後期高齢者医療につきましてはですね、小手先の見直しでなくて、やっぱり抜本的なやはりこういう見直しをですね、当然政府・与党に対して、連合としても申し上げていくという形で対応すべきものだというふうに思っておりますが、いずれにしても今回の条例改定によって、負担の軽減ということでございますので、賛成の立場から討論を行います。

議長(野村 弘君)

ほかに討論ございませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

議長(野村 弘君)

以上で討論を終結し、採決に入ります。
議案第8号 長野県後期高齢者医療広域連合後期高齢者医療に関する条例の一部を改正する条例を、原案のとおり決定することに賛成の方の挙手を求めます。

〔全員挙手〕

議長(野村 弘君)

全員賛成と認めます。よって、本案は原案のとおり可決されました。

承認第1号及び承認第2号以上2件一括上程、理事者説明、質疑、討論、採決

議長(野村 弘君)

次に、承認第1号 平成19年度長野県後期高齢者医療広域連合一般会計補正予算及び承認第2号 長野県後期高齢者医療広域連合後期高齢者医療制度円滑導入基金条例、以上2件を一括議題といたします。
理事者の説明を求めます。
郡司事務局長。

事務局長(郡司一巳君)

承認議案につきまして、御説明を申し上げます。
本日、提出いたしました承認議案は、地方自治法第292条において準用する同法第179条第1項の規定により専決処分いたしたもので、同条第3項の規定によりまして議会の承認をお願いするものでございます。
承認第1号及び承認第2号は、いずれもいわゆる保険料凍結に係るものでございまして、被用者保険の被扶養者であった方の平成20年度の保険料を一部凍結するための財源として、国が平成19年度中に広域連合に臨時特例交付金を交付し、広域連合が基金を設けて積み立てを行うこととされたため、専決処分をいたしたものでございます。
まず、承認第1号 平成19年度長野県後期高齢者医療広域連合一般会計補正予算について申し上げます。
歳入歳出それぞれ8億6,244万円を追加し、歳入歳出予算の総額を14億467万円とするものであります。歳入におきましては、国庫支出金に円滑導入臨時特例交付金8億6,244万円を追加し、歳出におきましては、民生費に円滑導入基金積立金8億6,244万円を追加したものでございます。
次に、承認第2号 長野県後期高齢者医療広域連合後期高齢者医療制度円滑導入基金条例について申し上げます。
地方自治法第292条において準用する同法第241条第1項の規定に基づき、後期高齢者医療制度の円滑な施行を図るため、基金を設置することに伴い制定したものでありまして、基金の額、基金の処分等について必要な事項を定めたものでございます。
なお、この基金は制度開始時の保険料凍結の特別措置のために基金を充当した後、平成22年3月31日までに解散するものと定めております。
以上、承認議案の説明を申し上げました。何とぞ御承認のほどお願い申し上げます。

議長(野村 弘君)

以上で説明を終わります。
これより、承認第1号 平成19年度長野県後期高齢者医療広域連合一般会計補正予算及び承認第2号 長野県後期高齢者医療広域連合後期高齢者医療制度円滑導入基金条例、以上2件の質疑、討論、採決を行います。
これより、質疑に入ります。質疑ございませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

議長(野村 弘君)

質疑なしと認めます。
お諮りします。本案については討論を省略して、直ちに採決に入りたいと思いますが、これに御異議ございませんか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

議長(野村 弘君)

異議なしと認め、採決に入ります。
採決を行います。承認第1号 平成19年度長野県後期高齢者医療広域連合一般会計補正予算及び承認第2号 長野県後期高齢者医療広域連合後期高齢者医療制度円滑導入基金条例、以上2件を原案のとおり決定することに賛成の方の挙手を求めます。

〔全員挙手〕

議長(野村 弘君)

全員賛成と認めます。よって、本件は原案のとおり可決されました。
以上をもちまして、本臨時会に提出されました案件の審議はすべて終了いたしました。
ここで、臨時会の閉会に当たり、鷲澤広域連合長からあいさつがあります。
連合長。

広域連合長閉会あいさつ

広域連合長(鷲澤正一君)

閉会に当たりまして、御礼のごあいさつを申し上げます。
本日提出をいたしました案件につきまして、原案どおり御決定をいただきまして、誠にありがとうございました。厚く御礼を申し上げます。
開会のあいさつで申し上げましたように、高齢者の皆様の医療費を国民全体で分かち合っていく仕組みは、少子高齢化が進行する日本にとって必要でありますので、制度の趣旨や必要性についての御理解が得られるよう、引き続き広報などに努めてまいりたいと思います。
高齢者の皆様には、特別対策を実施することによりまして、更にきめ細かな対応をしてまいりますので、議員の皆様には制度の円滑な施行のため、御支援、御協力をお願い申し上げます。
議員の皆様には、夏の祭事で何かとお忙しいと存じますが、1年で一番暑い時期でありますので、十分御自愛いただきまして、ますますの御活躍を祈念申し上げ、閉会のあいさつといたします。
どうもありがとうございました。

議長(野村 弘君)

以上をもちまして、平成20年8月長野県後期高齢者医療広域連合議会臨時会を閉会いたします。御苦労さまでした。

午後2時56分 閉会

地方自治法第123条第2項の規定により、ここに署名する。

議長 野村 弘
署名議員 清水 澄
署名議員 中牧 盛登